2005年もあと2日で終わろうとしている。

感謝!

 手術から3年半が過ぎた。過日の診察で主治医は「3年半たちましたね。腫瘍マーカーも異常ありませんし、先日の大腸検査でも特に何もありませんでした。今度は5年目ですね」と。医者はたくさんの患者を診ていろいろなケースを比べ研究しながら現在に最善を尽くしている。「よし、次は2年後だ!」と決意というか目標というか、生きることへの執念を脳裏に刻んだ。
 毎日を一喜一憂しながら生きていることの辛さは自分以外の人には解ってもらえない。それは妻も同じ。でも、私のことを自分のことのように心配し誰よりも分かってくれているのは妻以外にはいない。心から感謝!


 現在、本当に快適(?)な状態で糖尿の症状もなく瀕便の辛さも感じず、2〜3日が経過。必ず、2〜3日毎にはトイレに入り浸りの日が訪れる。
 節食をしながら職場で非常事態にならないように訓練(?)してきたせいか、家で、その緊急事態を解決できることが、今の精神的に行き詰まっていない状況の要因である。とにかく,別なことに没頭している状況下でなければ、「四六時中,頭の中は闘病中の自分の身体のことで一杯」というのが正直なところ。
 いわゆる「闘病」ということであろう。だが、自分よりもっともっと大変なおもいをしている人がたくさんいる。生かしてくれたことに感謝をしながら、命の逆算をして毎日を大切に生きている。もし、介護状態になったら今のままの精神状況で過ごしていけるかどうか自信はないが、そうならないようにできるかぎりのことはやろうと思っている。でも、酒も飲めるようになったしけっこう肉だって食べている。健康いや不健康だった時より健康だと思う。
 気になるのは、血圧だ。やはり,
夜に緊張感を伴って寝ていることが知らず知らずのうちに心臓のストレスとなって身体に蓄積しているのではないだろうか。
 2〜3日毎には、夜も昼も関係なくトイレである。間に合わずに、はずかしいので,妻に内緒で処理したことも何度もある。そんなことを考えるとけっこう辛いものがある。
 医者から軽い安定剤と血圧の薬を貰って飲んでいるので少しは血圧が下がったが、平均で90〜150。高い時は200もあった。ただし、変化が激しいので医者は様子を見なさいということであった。職場のストレスも要因にはなっていると思うが、通常であればそんなことは誰しもで「飲んで忘れて」といった生活でけっこう解消するところだろう。たまにむちゃをして飲んでみてもその後がけっこう辛く、控えめになっているからなおのことストレスがストレスとなって頭をストレスだらけにしていっているのが手に取るように解る。人間とは不思議な動物だ。
 という訳で、まあ何とか健康的生活を送ることができていることに感謝をして、過ぎゆく2004年を終わりにしたい。2005年をあたらしく始めようと思っている。

               

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